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あたりさわりのない日々の記録

波風を立てぬよう、あたりさわりのないことを書いていきます

熊に襲われた人の話

登山

なぜか「山と渓谷 2017年2月号」の電子書籍版が149円で売っていたので、買って読んでみた。

ちょうどポイントが140あったので、支払いは9円だった。

やっほー。

 

色々なことが書いてあったけど、登山中に熊に襲われた話が一番印象的だった。

ある人が飼い犬と一緒に登山中に、不意に黒い塊が襲いかかってきたのだそうだ。

その人はとっさに熊だ、と判断して、腰をおとして登山靴で思い切り蹴とばしてやった。

(この時点で相当すごい)

しかしそれでも熊が引き下がらなかったので、熊の口に手を突っ込んだ。

(すごい危険そうなんだけど。勇敢すぎる。でも確かに、口に手を入れられるのは、どんな生物でも嫌だと感じそうな気もする)

その時に牙が手に刺さって怪我をして、その傷跡は今でも残っている。

さて、その様子を見ていた飼い犬がどうしたかというと、逃げた。

びびって逃げた。

犬は人に忠実だとか言うけれど、熊に襲われている飼い主を見たら逃げるらしい。

(無理もない。怖いもんね)

熊は逃げるものを追いかける習性があるので、人を放り出して犬を追いかけだした。

この結果、犬は主人を助けるつもりはなかったけど、助けたことになった。

怪我の功名? というやつだ。

このおかげで飼い主は助かり、無事に人里に戻れた。

犬はどうなったかというと、一週間後に無事に戻ってきた。

(帰巣本能があるからね。)

これを聞きつけたマスコミに取り上げられ、けっこう評判になったらしい。

マスコミは飼い犬が勇敢にも熊を引きつけて主人を助けた、という美談にしたのだけど、実際はびびって逃げただけだった。

マスコミの伝える話はまあ、こんなものなんだろう。

でもこの話はいろいろと面白い。

 

で、思ったのは、やっぱり熊よけの鈴とか笛とか、山に行くときは持っていったほうがいいんだろうな、ということ。

それでも襲われたら、とりあえず腰をおとして蹴とばそう。